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障がい児余暇支援活動 (4)番外編

2011-08-15

~ あれから8年 あの方たちは今  編 ~

早いもので、なんだかんだと言いつつも
夏休みもあと半月余り。

 

毎日、毎日、毎日うだるような暑さというより酷暑。
そんな中、今日は、珍しく雨が降りました。
私たち人間ならずも外の植物たちもさぞや喜んだことでしょう。

 

明日はお盆。終戦記念日と共に、今年は東北震災で失われた
たくさんの霊に合掌。

 

先日、東日本大震災復興支援上映会「エクレールお菓子記念日」の映画を観てきました。
映画の中で唄われる「お菓子と娘」のフレーズ「お菓子の好きなパリ娘~」
が耳から離れず口ずさんでしまう今日この頃です。

 

まだ観られてない方は是非ご覧ください。
http://www.sagatv.co.jp/event/eclair/eclair2011.html

と、いうわけで・・・(は??・・・どうゆうわけ??)

今回は、障がい児余暇支援の番外編ともいえる記事です。

昔、むかし、わが3男(自閉症)が小4の時に、とてもとても大変なことがありました。

我が家の目の前にショッピングセンター「モラージュ佐賀」が開店したのです。
毎日、毎日、おいでおいでと息子を魅惑的な看板が呼びます。
それに誘われるように日々通って行きます。

これが普通の子供なら何もないのですが、何しろ自閉症
http://www.nucl.nagoya-u.ac.jp/~taco/dada/mame01.html)ですから
一端店内に入るとセンター中をウロウロして閉店まで帰って来ません。
とうとう支配人から電話があり・・・泣きながら迎えにいったもんです。(涙)

そんな時、この状態から救ってくれたのが今回紹介する3人です。
その頃、佐大生だった彼女たちが、毎週、毎週末に交代で彼の付き添いをして
1日中付き合ってくれたのです。ほんとうに涙が出るくらいありがたかったことをおぼえています。
これが、外出支援の始まりでした。

それから、毎年、卒業する時、後輩~後輩に彼の付き添い支援を引き継ぎしてくれて
彼が高校入る時くらいまで続けられました。
今では行政支援が整い、ヘルパーさんと毎週末、外出移動支援という支援に形が変わりました。

そんな彼女たちが、今年の夏、佐賀に集結しました。
佐賀の学生ボランティア団体「有明会」の30周年記念式典がありました。
そのあと、個人的会いにきてくれました。
今では立派な先生やお母さん、奥さんになっていましたが
あの頃の話をするととても懐かしく、すごく盛り上がりました。

その時の写真です。

       

そして、帰ってから、素敵なメールを頂いたので、嬉しくて
思わず載せたくなりました。

あの日の機会は“小4ののり君”とお別れし、私の中で新たな“憲征さん”との出会いとなったように思います。
近況も聞けて楽しかったです。お二人は大切な存在です。

ほんとにこちらこそありがとうございました。

そして今、思うのは、私と、同じように困っている保護者さんは、

1人で悩まないで自分から、「助けてほしい」と声をあげてほしいと思います。

今、踏み出す1歩はとても大きい1歩になると思えますから。

追記☆
「お菓子放浪記」で主役の吉井一肇君の舞台あいさつには驚きました。

小学6年生とは思えないくらいのしっかりぶり。
主人公アキオの気持ちになるため映画の撮影中は1か月独りで生活してたそうです。
役者魂を見せられました。

それを見て、村上さんはもう、そこで涙ぐんでました(汗)

そんな村上さんにサプライズな嬉しい花束のプレゼント!
彼女は肩こりではなく背中の肩甲骨の周りがいつも凝るので
ずっといいマッサージ屋さんを探していたのですが
最近、セルフの会員さんから紹介されたお店に行ってみると
とても上手で丁寧だということで行きつけに・・・

そこで、この前行って、突然、誕生日を聞かれて・・・応えると

しばらくして花束が・・・

ビックリ(*_*)したそうです。

せっかくだから・・
セルフのウインドウの飾りました。

 

 

 

 

 

 

障がい児余暇支援 (1)

2011-05-17

~ ボランティア講座 講師編 ~

今回は、セルフの番外編で、いつもの福祉美容師の顔ではなく

毎年、この時期に開講している、

地元大学の新入生を対象としたボランティア入門講座のご紹介。

開講場所は佐賀県社会福祉協議会のボランティア室。

夕方6時からの受付にも関わらず14名の方が集まってくれました。

コンセプトとしては、障がい児の余暇支援には、必ずボランティアの存在が不可欠です。

その為、少しでも子供たちのことを彼らに知ってもらいたいというものです。

(実は・・・わが三男(自閉症)が超多動で大変だったので彼と遊んでくれる学生さんがいないなぁ~

って探し始めたのがきっかけなのですけどね・・・((+_+))

①コミュニケーションが苦手な子供たちに家族以外の人と関わってもらうきっかけ作り。

②将来、福祉や養護学校の先生や職員になりたいと思っている学生たちに

少しでも障がい児を知ってもらうきっかけ作り。

③子供は必ず親から離れていく。障がい児も例外ではないので、他人にわが子を

預けるということの練習として保護者の為のきっかけ作り。

という、三者の想いがうまく相互作用として、今でいうwin-winの考え方が

ぴったりハマったシステムになってます。

今ではいろんな団体や学校がボランティア講座を開いてくれて

障がい児余暇支援の幅がぐんと広がりました。

今日は、佐賀県学童保育支援センターさんが主催された講座に参加しました。

最初は、セルフの「はじめてボランティアをするあなたへ」として

これからいろんな活動をするであろうボランティア初心者の皆さんに心構えのような内容の講和から始まり、

次に「ボランティアへの第一」として笑育舎の藤瀬氏が、障がい児と仲良くなるための

ハウツーをお話しされました。

少し休憩してから、

わからないことは質問してくださいっていわれても、なかなか出来ませんよね~?ていうことで

ワークショップの中で楽しく「質問するということとは・・・」を身体で体験してもらいました。

見ていた私たちも楽しくてあっという間の2時間でした。

受講して下さった皆さんのこれからに大期待しちゃいますっ!!(^O^)/

追記☆自画自賛ではありますが、毎回すごく内容が充実していてボランティア初心者必見ですね。

次回は、セルフの主催で行います。

【日時】6月11日(土)18:00~受付 20:00

【場所】市民活動プラザ アイスクウェアービル5F大会議室

参加申し込み・お問い合わせはセルフ安永まで。

興味がある方は是非、受講くださいませ。(*^_^*)

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