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祝🌸 20周年 「発達障がい専門」美容室

2022-03-29

2003年3月にNPO法人を設立し、あれから20年。

9歳だったわが子が29歳。

知的障がいを伴う自閉症という障害を持つ彼がNPO法人を立ち上げるきっかけを作ってくれました。

今では会員数200名余り。非会員を合わせると400名。

高齢や寝たきり、障がい者(児)・知的障が・自閉症・その子どもの保護者・その関係者・施設や病院で生活されている皆さん、様々な理由で普通の理美容室に行けない方々が、
セルフをいろんな形で利用されています。

今年からセルフは20年の経験を基に『発達障がい専門美容室』と謳っていくことにしました。

また、新しいスタートを切ったつもりで頑張りたいと思います。

昨年、パンフレットをリニューアルしましたのでご覧ください。

それと毎年、その年の活動報告を載せた「セルフだより」も併せてみて頂けると幸いです。

今後ともよろしくお願いいたします。

NPO法人セルフ 代表 安永 康子

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23年度 セルフ ラストイベント

2012-03-24

障がい児良か(余暇)支援

 

進級・進学祝い 花見会

 

普通、春休みというと、皆さん同じような感じを味わったことがあると思うのですが・・・
宿題もないし、この春からの起こるいろんな変化や環境が変わることに、淡い期待と少しの不安を感じて何だかワクワクしましたよね?

 

しかし・・・知的に障がいを持った子どもたちは・・・・

長期のお休みというのはあまり気持ちのいいものではありません。
何故なら、一体何をして過ごしていればいいのかわからないのです。

普段の学校では、時間割があり、1日の流れが分かり、やることが用意されているので
日々の生活をそれに従っていれば、そんなに困ることはありません。

 

でも、春、夏、冬休みとなると、、ただ、時間だけが沢山あるだけで、
やる事がわからないので、トラブルが起きやすくなり、親子でストレスを
抱えることになります。

そこで、セルフは、せめて

そんな休暇中の一日を子どもたちは
ボランティアのお兄さん・お姉さんと一緒に遊んで楽しい時間を、
保護者には共感できる仲間とのしばしの語らいを
過ごしてもらおうと長期休暇毎に、いろんなイベントを企画しています。

 

3月は進級・進学祝いとして、お花見会でした。

 

当日は、残念ながら生憎の天気で、少し寒い小雨の中で、桜の開花とまではいきませんでした。
しかしながら、雨天決行のセルフは佐賀市兵庫町藤の木のほほえみ館で元気よく開催できました。

障がいを持つ子どもたち11人・
その子どもたちの兄弟児5人・
そのすべての子どもたちにマンツーマンで付いてくれるボランティアの学生さん16人・
そして保護者さんたちの参加もあって総勢41人でした。

保護者が作ったカレーライスとフルーツポンチ・おやつのどら焼き。
みんなと食べると美味しくて、思わず食べ過ぎてしまします。

 

セルフのイベントの特徴として、兄弟児の参加も受け入れています。

その兄弟児にも出来るだけボランティアさんが付けているので、
それを楽しみに来てくれる子どもたちがいます。

 

支援するボランティアさんも、普段はなかなか見られない
家族に、兄弟に、障がい児がいる家庭を垣間見ることが出来るチャンスなので
兄弟児がどんな風に接しているのか?どんな気持ちなのか?
少しわかった気がしますと最後の感想のレポートに書いてくれたりします。

 

このイベント通して、改めて思うのが・・・・

障がいを持つ本人の事も大事ですが、
その周りの兄弟や姉妹・家族の心の支援をすることが、
とても大切なのではないかと思えています。

 

一番は、普段のちょっとした、困ったときに相談できたり、
話を聞いてくれる場所があることで、
お母さん・お父さんが少しでも気持ちに余裕を持って過ごせる毎日が
子どもの成長にすごく影響してくるように思います。

 

 セルフは、そんな場所と人と時間を提供出来る存在でありたいと思っています。

 

これからも出来る限り、子どもたちの笑顔の為に、
良か(余暇)支援を続けていけるように頑張ります!!

 

子どもたちの様子です.

らくがきコーナー

   

  

 

 

追記

先日、このセルフの活動をするきっかけを作ってくれた自閉症の三男のNが、
大和特別支援学校 高等部を無事に卒業しました。

沢山の方々にいろんな支援に支えられて、ここまで成長することができました。
この場を借りて、皆さんに御礼を言わせてください。

今までほんとうにありがとうございました

今春からはもう、学校という守られた環境はありません。

彼は障がい児ではなく障がい者として、
自分の出来るだけの力で生きていく社会の一員となります。

これから、佐賀市内の通所B型作業所で仕事をします。

彼がどうやって生きていくのか、見守ってもらえたらうれしいです。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 

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