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23年度 セルフ ラストイベント

2012-03-24

障がい児良か(余暇)支援

 

進級・進学祝い 花見会

 

普通、春休みというと、皆さん同じような感じを味わったことがあると思うのですが・・・
宿題もないし、この春からの起こるいろんな変化や環境が変わることに、淡い期待と少しの不安を感じて何だかワクワクしましたよね?

 

しかし・・・知的に障がいを持った子どもたちは・・・・

長期のお休みというのはあまり気持ちのいいものではありません。
何故なら、一体何をして過ごしていればいいのかわからないのです。

普段の学校では、時間割があり、1日の流れが分かり、やることが用意されているので
日々の生活をそれに従っていれば、そんなに困ることはありません。

 

でも、春、夏、冬休みとなると、、ただ、時間だけが沢山あるだけで、
やる事がわからないので、トラブルが起きやすくなり、親子でストレスを
抱えることになります。

そこで、セルフは、せめて

そんな休暇中の一日を子どもたちは
ボランティアのお兄さん・お姉さんと一緒に遊んで楽しい時間を、
保護者には共感できる仲間とのしばしの語らいを
過ごしてもらおうと長期休暇毎に、いろんなイベントを企画しています。

 

3月は進級・進学祝いとして、お花見会でした。

 

当日は、残念ながら生憎の天気で、少し寒い小雨の中で、桜の開花とまではいきませんでした。
しかしながら、雨天決行のセルフは佐賀市兵庫町藤の木のほほえみ館で元気よく開催できました。

障がいを持つ子どもたち11人・
その子どもたちの兄弟児5人・
そのすべての子どもたちにマンツーマンで付いてくれるボランティアの学生さん16人・
そして保護者さんたちの参加もあって総勢41人でした。

保護者が作ったカレーライスとフルーツポンチ・おやつのどら焼き。
みんなと食べると美味しくて、思わず食べ過ぎてしまします。

 

セルフのイベントの特徴として、兄弟児の参加も受け入れています。

その兄弟児にも出来るだけボランティアさんが付けているので、
それを楽しみに来てくれる子どもたちがいます。

 

支援するボランティアさんも、普段はなかなか見られない
家族に、兄弟に、障がい児がいる家庭を垣間見ることが出来るチャンスなので
兄弟児がどんな風に接しているのか?どんな気持ちなのか?
少しわかった気がしますと最後の感想のレポートに書いてくれたりします。

 

このイベント通して、改めて思うのが・・・・

障がいを持つ本人の事も大事ですが、
その周りの兄弟や姉妹・家族の心の支援をすることが、
とても大切なのではないかと思えています。

 

一番は、普段のちょっとした、困ったときに相談できたり、
話を聞いてくれる場所があることで、
お母さん・お父さんが少しでも気持ちに余裕を持って過ごせる毎日が
子どもの成長にすごく影響してくるように思います。

 

 セルフは、そんな場所と人と時間を提供出来る存在でありたいと思っています。

 

これからも出来る限り、子どもたちの笑顔の為に、
良か(余暇)支援を続けていけるように頑張ります!!

 

子どもたちの様子です.

らくがきコーナー

   

  

 

 

追記

先日、このセルフの活動をするきっかけを作ってくれた自閉症の三男のNが、
大和特別支援学校 高等部を無事に卒業しました。

沢山の方々にいろんな支援に支えられて、ここまで成長することができました。
この場を借りて、皆さんに御礼を言わせてください。

今までほんとうにありがとうございました

今春からはもう、学校という守られた環境はありません。

彼は障がい児ではなく障がい者として、
自分の出来るだけの力で生きていく社会の一員となります。

これから、佐賀市内の通所B型作業所で仕事をします。

彼がどうやって生きていくのか、見守ってもらえたらうれしいです。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 

障がい児余暇支援活動(5)

2011-08-24

~2011 障がい児親子夏休み教室レポート 編 ~

今夜、窓の外はうるさい位の凄い雨音・・・・
雷まで鳴ってます。怖っっ!!
このパソコンに落ちないことを祈ります。。。。。

最近は雨が降る日が続きますね。

炎天下、灼熱の日中もきついですが、
夏なのにくもり空や雨天ばかりというのも・・・

なんとも・・ねぇ・・・
要するに人間というのは、わがままに出来てるもんです。

 

さて、やっと今日、障がい児夏休み教室が無事に終了しました。
とにかく、事故や怪我がなくてよかった。
毎年、毎年、これが終わると同じことを思うのですが。
今年もみんなの成長と笑顔をみることできて本当によかったです。

長い、長い夏休みのたった3日間の活動だけど、やめられず9年目。
子どもたちには、マンツーマンのボランティアさんが付いて
1日中、目一杯一緒に遊んでくれる。

朝、お互いを紹介されたばかりの時は、あいさつもなく
顔を見てくれなくて、どうしたらいいのかわからないまま
ずっと傍に付いていてくれる。後を追ってくれる。

それで、安心したのかお昼ごはんを食べる頃には、すっかり仲良くなって
おやつの時間、大好きなかき氷作りでは、機械に手を重ねて、
シロップの掛けあい。なんとも微笑ましい関係に変わっていく。

新しいメンバーが、参加者親子、ボランティアと共に増えてきた。

その分、カレーとウインナーの量が増える。嬉しい悲鳴です。

 

しかし、今年は、現実を見せられました。

今まで、ずっといろんな活動に参加していた男の子が、来ない。
いや、来られない。なぜでしょう・・・?

その男の子は、成長して今年、特別支援学校を卒業して、
作業所に通うようになったから。
つまり、社会に出て仕事をするようになったのです。
だから、お盆しか夏休みがないのです。平日はもちろん仕事です。

そうだ・・・そうなんだ・・と、当たり前のことなのですが
成長して喜ばしいことなのですが、なんだか、愕然としました。

いつまでも、わが子の為に・・・と続けてきたこの活動も
来年からは、うちも私だけの参加になるんだ・・と思うと、
複雑な気持ちにさせられた今回の夏休み教室でした。

本題のレポートであります。

☆  今回の日程がベストでした。ボランティアに困らなかったのです。

☆  今年、初めて、ほほえみ館を活動場所にしてみました。
これもナイスチョイスでした。公園と児童館、クーラーの効いた
調理室。ここは今までの中で最高でした。

☆三日月野外研修センターでは、朝のどしゃ降りの雨がやみ、
活動中、ほとんど雨が降らなかったのです。
やっぱり、セルフが頑張ってるから、
神様がなんとかしてあげようと(自画自賛)・・

ちがうか・・・

☆今年はいろんな所からボランティアの参加でした。
佐賀大学・佐賀女子短大・緑生館・長崎からなどなど。
遠くからの参加もあり、ほんとにありがとうございました。m==m

 

追記☆ちなみに、雷で壊れたパソコンは、どこのメーカーも電機屋も
無償修理が効きませんのであしからず。(経験者)

・・・ってそこですかぁ~((+_+))

夏教写真各日5連発!!大放出!!

8月10日(水)ほほえみ館調理室・趣味の部屋・ゆめ咲公園・児童館

         

8月16日(火)ほほえみ館調理室・ボランティア室・ゆめ咲公園・児童館

           

おたまじゃくしっ?!

 

8月23日(火)小城市三日月野外研修センター・夢とロマンの丘公園

         

 

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