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バリアフリー美容室(12) だんご3兄弟 編
だんご3兄弟カット物語 (Y家) 編
なかなか更新出来ぬ間に、すでに師走の足音がそこまで聞こえてきました。
11月の一か月が早かったこと!!
今、この時期になるとセルフのお客様とお話しする決まった会話があります。
それは・・・・
「もう、12月よっ!1年過ぎるとの、早かね~!!もう、またひとつ歳ばとらんばよ。
なし、こがん月日の経つのと早かとでしょうかね~そがん思うとは私だけやろか?
「ほんなことですね。でも、心配せんでもよかですよ。
私たちもちゃんと、同じようにひとつ歳を取りますから安心してよかですよ~(^^ゞ
とはいえ・・・ほんとに昔に比べて、時間の経つのが早くなった気がします。
そがん感じるとは私だけでしょうか?(笑)
さて、今回は、毎月定期的にカットの予約を頂いている
障がい児を長男とした3兄弟のお話しです。
私も3人の息子がおりますので、子供が小さい時はそれも男3人、(旦那を入れると男4人)
普段、どんなに母親が大変か、簡単に想像できます。
お父さんとお母さんの都合で毎回、3人一緒ではないのですが
今回は家族みんなで来店されたので載せることにしました。(了解済)
いつもは長男が最初にカットなので、
それをずっと我慢してきた次男が
どうしても今回は1番の座に就きたかったようで
さっさとセット台に座ります。
それを我慢してお母さんと一緒待っている長男
「仕方ない、今回は譲ってやるか・・・」
はい、次男の出来上がり
さぁ、次は僕の番だっ!
え??うそだろ???ちょっとまってよ・・・
前を見ると、3男がちゃっかり先に座って
ピースなんか・・・してるし・・・・
おいおい、もう、切り始めてるし・・・
おかあさ~ん、あいつらなんとかしてよぉ~
はい、はい、3男君、終わりましたよ~
は~い、ごめんね、お待たせしましたぁ
最後は長男君の番ですよ。
ここで、お父さんが一言
「やっぱり、大トリは長男でしょう(*^_^*)」
おっ?!なんかDVDでやってるぞ?
アンパンマンか??
ちょっと、ちょっと・・・安永さん・・・オレ、バリカンきらいだっつーの知ってるでしょ??
やめてくれぇ~<(`^´)>
って、お母さん、頑張ってるお母さんの横でお父さんは余裕の読書(^^ゞ
そんなこんなで、いろいろあっても、やっぱり3人仲良し
3兄弟!!!みんな終わってパチリ(*^_^*)
どちらさまもお疲れさまでした<m(__)m>
またのご予約お待ちしてま~す。
追記 最近、アナログなりにfacebookなるものを始めました。
お顔見知りの方は遊びにいらしてくださいね。
さて、忘年会シーズンに突入致します。
みなさん、飲みすぎ・食べ過ぎには
十分お気をつけくださいませ<m(__)m>
≪人の振り見て 我が振り直せ≫
セルフ広報活動 レポート(1)
セルフ広報活動レポート (1)
~くすのみ園 編~
やっと、佐賀も梅雨入りしましたね。
シトシト・・・ジメジメ・・・・蒸し暑く、洗濯物も乾きません・・・・・
九州より関東の方が早いなんて・・・・
地球的に日本全体が温暖地方から亜熱帯地方になりつつあるのでしょうか・・・・
って相変わらずよくわからん出だしですが、
今回はセルフ広報活動に行って喋ってきたレポートです。
知的にハンディのある未就学児(小学校入学前)の通う
療育支援センター≪くすのみ園≫でした。
昨年から≪春日園≫と同じ敷地内に併設されました。
http://www.pref.saga.lg.jp/web/kurashi/_1257/kf-sisetu-dantai/kasugaen/_13817.html
くすのみ園では保護者会が、総会の後、今の保護者に知っておいてもらいたい情報のお話を聞く時間を取ってあります。そこで出張カットのセルフや、子どもに障がいがあっても掛けられる保険屋さんなど招かれます。セルフは今年で2回目です。
セルフ活動のいろんなお話をしました。
自己紹介やら、今に至る経歴やら、活動内容や余暇支援活動など盛りだくさんです。
今まで取材を受けた番組のDVDを見てもらうと皆さん興味津津でした。
この中から、ご新規会員が生まれると思うと、思わず熱が入ってしまいます。
わが子がここのOBで、NPO法人セルフは、ここで知り合った保護者の団体だとお話すると
皆さんとても安心したお顔になられました。
セルフの紹介をさせてもらうときは、同じ障がい児を持つ保護者の前で話す時が1番嬉しいです。
やっぱり、同じ気持ちになったことがあるということが、どんなにか安心出来て、共感することができるからです。
どんなに恥ずかしいことやおかしなことを言っても皆さん、同じ経験があるのでしょう、苦笑いしながら頷いて聞いて頂けます。
障がい児を持った美容師が、福祉美容師になる確率はほとんどないのですが
ここでの仲間との出会いがなかったら、今の私もなかったと思えます。
今はくすのみ園でひとつの舎のなかに通園していますが、春になると、ここから
子どもたちはありとあらゆる方向性に分かれます。
毎年6月にある、就学相談会で卒園児は
いろんな可能性を探りながら今後の進路を決めていきます。
そんな一時の所属なのですが、≪くすのみっ子≫の時代は生涯大切な時間と思えます。
思わず、頑張れ~おかあさ~ん!!頑張れっ!くすのみっ子~!!!(@^^)/~~~
とエールを送りたくなります。
追記★いっぱい聞いてもらいたくて、お話ししたい情報ばかりで、
もらった時間オーバーのサインにも全く気付かない安永でした((+_+))
障がい児余暇支援 (1)
~ ボランティア講座 講師編 ~
今回は、セルフの番外編で、いつもの福祉美容師の顔ではなく
毎年、この時期に開講している、
地元大学の新入生を対象としたボランティア入門講座のご紹介。
開講場所は佐賀県社会福祉協議会のボランティア室。
夕方6時からの受付にも関わらず14名の方が集まってくれました。
コンセプトとしては、障がい児の余暇支援には、必ずボランティアの存在が不可欠です。
その為、少しでも子供たちのことを彼らに知ってもらいたいというものです。
(実は・・・わが三男(自閉症)が超多動で大変だったので彼と遊んでくれる学生さんがいないなぁ~
って探し始めたのがきっかけなのですけどね・・・((+_+))
①コミュニケーションが苦手な子供たちに家族以外の人と関わってもらうきっかけ作り。
②将来、福祉や養護学校の先生や職員になりたいと思っている学生たちに
少しでも障がい児を知ってもらうきっかけ作り。
③子供は必ず親から離れていく。障がい児も例外ではないので、他人にわが子を
預けるということの練習として保護者の為のきっかけ作り。
という、三者の想いがうまく相互作用として、今でいうwin-winの考え方が
ぴったりハマったシステムになってます。
今ではいろんな団体や学校がボランティア講座を開いてくれて
障がい児余暇支援の幅がぐんと広がりました。
今日は、佐賀県学童保育支援センターさんが主催された講座に参加しました。
最初は、セルフの「はじめてボランティアをするあなたへ」として
これからいろんな活動をするであろうボランティア初心者の皆さんに心構えのような内容の講和から始まり、
次に「ボランティアへの第一」として笑育舎の藤瀬氏が、障がい児と仲良くなるための
ハウツーをお話しされました。
少し休憩してから、
わからないことは質問してくださいっていわれても、なかなか出来ませんよね~?ていうことで
ワークショップの中で楽しく「質問するということとは・・・」を身体で体験してもらいました。
見ていた私たちも楽しくてあっという間の2時間でした。
受講して下さった皆さんのこれからに大期待しちゃいますっ!!(^O^)/
追記☆自画自賛ではありますが、毎回すごく内容が充実していてボランティア初心者必見ですね。
次回は、セルフの主催で行います。
【日時】6月11日(土)18:00~受付 20:00
【場所】市民活動プラザ アイスクウェアービル5F大会議室
参加申し込み・お問い合わせはセルフ安永まで。
興味がある方は是非、受講くださいませ。(*^_^*)