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セルフ出張レポート(7)

2012-02-02

ベッド上でのパーマ出来ますっ?!

 皆さん、寒いですね。 😐

佐賀の今日はとうとう雪が積もりました!

誰も歩いていない真っ白な場所を歩くのは
大人になってもなんだかわくわくします。

お天気は良くても、風が冷たいので余計に寒く感じます。

インフルエンザの季節到来。
出張で施設や病院に行っても、マスク厳守です。

院内感染と言っても、そのほとんどは外から持ち込まれているので
外来者にはスタッフの皆さん、ピリピリされています。

 

今回は、ちょっと珍しいパターンのお客様のご紹介です。

ご本人はALSでほとんどご自分の意志では身体を動かされません。
しかし、意識ははっきりしているので、おしゃれ心は大ありのMさんです。

前回、車椅子でのパーマだったのですが
やはり、長時間座ったままの体勢では、無理だとのことだったので
ベッド上でのパーマでした。

場所もご自宅とかではなく、佐賀県看護協会看護ステーションの
http://www.saga-nurse.org/houmon/station/index.html
デイサービス利用中というとても珍しいパターンでした。

センターの中にベッドがあり、何があっても対処できるように
ちゃんと看護師さんが付いて下さって、いろいろ気づかいをされて
パーマが掛かる間、放置タイムというのがあるのですが
その時間、横になってもらって、少しでも負担を軽くするようにされていました。

 

これも、ありなんだぁとこちらが思わず納得し、感心してしまいました。

看護ステーションの中での施術は2回目だったのでが
こうやって、どんな場所でもどんな方でも、おしゃれをしたい、
きれいになりたいと思う気持ちは女性ならでは。

ご自宅に帰ってから、綺麗になったMさんを見て
ご主人がどんな顔をされるのか、楽しみしていらっしゃいました。

          

 

 

有りそうでないバリアフリー美容室

2011-06-25

~ 【セルフ】の楽しみ方 編 ~

 

前回は、ご予約のバリアフリー編でしたが、
今回ご紹介するのは、【セルフ】のバリアフリーな楽しみ方編です。

3か月に1回くらいの割合で、必ず、シャンプー・パーマのご予約頂くAさん。
実は、Aさん、私がまだ、独身だった頃、勤めていた美容室のお得意様でした。

偶然にも、まぁ、20年振りくらいの再会でした。
そしてそれから【セルフ】のお客様になって頂きまた、お付き合いが始まったわけです。

今では、ご身内が皆さん他界され、お独り暮らし。
でも、まだまだ、お元気で、何でも出来ることは自分で・・・と
買い物も家事もちゃんとこなされています。
ただ、朝起きが苦手だとか・・・・(私と一緒・・・)

そんなAさんの楽しみが、【セルフ】にきて綺麗になって

        
その後、ご一緒にランチをすることが最近のお気に入りになっています。

【セルフ】の前においしいぎょうざ屋さん【一幸0952-23-8885】があります。
以前はここがお昼に餃子セットを出していたので、帰りに寄って食べていたのですが、
今はランチタイムがなくなったので、前回、県病院のレストランに行きました。

今回は、ちょっと車で移動して、諸富町の【井手ちゃんぽん】にお連れしました。 

               

     (セルフ号パンちゃん)

見てください!このちゃんぽんのボリューム!!

 「こが~ん、たべきら~んんん!」と言いながら、ついつい食べてしまうのです。

「昔、江北で食べた味とちっとも変っとらんね~」と、おにぎりまで注文されてほとんど完食。
とても喜んでおられました。

やっぱり独りよりみんなと食べればおいしいですよね。
ご一緒した私たちも(^O^)です。

Aさんは普段、車に乗られないのでなかなか遠出が出来ず、
【セルフ】でのこういった時間の過ごし方をとても楽しみにされているようです。

他のお客様の中にも、カラーリングの放置中に、出前のお弁当【栄城軒0952-22-7575】でセルフ内ランチや、
仕事の帰りにちょっと寄って、おいしい≪やぶれまんじゅう≫【山口屋0952-24-8877】があったから!と
差し入れてもらってコーヒータイムを・・・と、まるで女性週刊誌の見出しのように
美容&ダイエットVSグルメ&スウィーツと盛り沢山のそれぞれの楽しみ方をされています(^O^)

皆さんも、1度是非、(差し入れ?・・・なんて別に・・・いいですから・・)遊びにいらしてくださいませ(*^_^*)

追記☆今回はおいしい情報満載でした。
実は、井手ちゃんぽんネタには、【セルフ】裏話有り?!
お聞きなりたい方は・・・・・・ご予約お待ちしておりますm(__)m

 

障がい児余暇支援活動(2)

2011-06-14

~ セルフ三段活用 編 ~

梅雨の晴れ間、むし暑くはあるけれど、ずっと続いた雨がやんで陽が差すとなんだか
「助かった~っ」て言いたくなるような気がするのは、私だけでしょうか・・・?

はやく明けてほしいような・・・でも汗ばむ夏は・・・今少し待ってと
わがままなことを考えたりしています。

ところで、
セルフの会員さんに【セルフ】利用の仕方として何種類かに分かれます。

1、髪をカットしたりカラーやパーマなど「ヘアールームセルフ」で利用

2、子どもの長期休暇の時など、イベント参加で利用。

3、セルフから予告なしに送られてくるお知らせメールや先取り情報の入手の為の利用。

などなど、いろんな方がいろんな形で【セルフ】を活用になっています。
【セルフ】は、誰でもわがままが言えるような・・の願いで付けましたが、
ある方は、自分でカットの後ブローしたり
コーヒーは自分で淹れたり、何でも自分するセルフサービスの美容室だと
思っていらっしゃったようです。(笑)

ま、ここで出すコーヒーやお菓子は、皆さんが飲むし食べるからと
持ってきてくださいと躊躇なく私が言うので(爆)
利用者さんの差し入れのことが多いですが・・・
(それとなく・・・催促?・・・)

そんな中、今回ご紹介するN君はご家族で
【セルフ】をいろいろな形で活用して頂いています。

彼は最初16年の7月に生まれて初めてお店で髪を切るということを
セルフで経験しました。

その頃まだ、専門支援センターの幼稚園に通われていました。
あれから、7年、親子カットはもちろん
他人との関わりを持たせるためにボランティアさんとの交流や、
妹のSちゃんの為にもとさまざまなセルフのイベントに家族で参加されています。

今では、せめて自分の子供たちが卒業するまでは続けてください!と
懇願(?!)されているので、やめるわけにはいかなくなっています。(汗)

そんなお母さんの言葉で、とても印象に残っているエピソードがあります。

ある夏のイベントで、子どもはボランティアさんにお願いして
みんなで食後の片づけ中、1人流しで一生懸命、お鍋を磨かれているので
「そんなに頑張らなくてもいいですよ。少しは休憩したら?」と声を掛けると

いいえ、嬉しいんですっ!こんな風に洗い物が出来ることが嬉しいんです。」っとお返事。

???でしたが、つまり、子どもがいつもいつもいつも足元でうろちょろするので
気になってしまい、思うように台所仕事、つまり家事全体が落ち着いて出来ないから、
こういう時間が嬉しいのだとか・・

まさか洗い物が、ある意味、親のレスパイトになっているのか・・と
障がい児を抱えた家庭の大変さのひとコマを見ることができました。

な、な、なんとその時の1枚が見つかりました。

こちらは懸命に調理中(^O^)

そんな声がある限り・・・・・なんとか【セルフ】はがんばるぞぉ~!!!!!

その頃のN君と担当ボランティアと親子で。

    

秋ハイクでの1枚、イチゴ狩りにも・・・

   

 少し大きくなって・・・

この後、障子の向こうでお布団にくるまりカームダウン。
意外にお父さんも登場。

最近、来店してカット中パチリ☆

     

これからも一緒に成長を見守っていけたらいいなぁ~

追記☆N君のお母さん!
いつもホームページ見ていて下さってありがとうございます。
ついにN君の登場ですっ!
お待たせしてすみませんでした。 m(__)m

感謝の気持ち写真、てんこ盛り!!

これからもよろしくお願いいたします(@^^)/~~~

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